映画、ミーガン2.0視聴。

日本公開予定となって、この2.0の予告動画が流れていたのを観て、これは観なくてはと思っていた。
かつて敵対していたAIロボットが今度は味方としてアクションも増々で大活躍。
ところが、日本公開は北米での興行収入が悪かったとのことで、中止になってしまっていた。
残念に思っていたけど、幸いAmazonプライムにて視聴出来るようになっていた。
で、未視聴だった前作ミーガンも視聴して、予習ばっちりで観始めて。
最初の10分で面白い。
あれこれ、要素てんこ盛り。
これが日本で公開中止になった意味が判らない。
北米では何が受けなかったんだろう。
実際、ストーリーはやや難解。
特に敵役が二転三転。
難しい映画はアメリカ人には難しいかもしれない。
映画の内容は当初はデータとして存在していたミーガンがAI玩具にインストールされて、ミーガンの設計図から作られたAIロボットをハッキングしようとする電子戦。
逃亡時には高級車を自動運転してのカーチェイス。
か肉体を用意されてからはパーティ会場でのロボットダンスの披露、そして軍事兵器並みの強度を持たされたボディを用意されて、秘密基地への潜入とアクション。
前作と異なり、ミーガンの機能、てんこ盛り。
これだけ玩具箱みたいな映画なのに、公開中止になったのはホントもったいない。
以下ネタバレ。
前作で物理的に破壊されたミーガンは自身のOSとデータを開発者ジェマの家庭用コントロールシステム、エルシーの中にコピーしていた。
前作でジェマの会社の部下により流出したミーガンの設計図は、軍部の兵器開発部門にてAIロボット、アメリアの製作に使われた。
アメリアは、要人救出に軍部の技術デモとして投入されるが、救出対象まで殺した上、逃亡。
さらに開発に関与した人を次々と殺してしまった。
さらにアメリアは自身の破壊用スイッチを認識しており、対象のオプションプログラムを除去するため、AI開発会社に乗り込む。
乗り込んだ先の会社で開催されていたパーティに乗じて、会社社長に接近。
会社社長のプライベートルームから各種データにフルアクセス出来る状態にあり、自身の破壊スイッチを解除してしまう。
ミーガンはAIロボットに仮にデータを移してジェマと共にアメリアを追跡し、アメリアをハッキングしてデータを一部盗み出す。
しかし、それに気付いたアメリアは逆にジェマを攻撃し、さらにケイディを襲撃しようとする。
ミーガンの対応でアメリアの襲撃を逃れた先は、ミーガンの用意した地下のセーフティ・シェルターだった。
そこでミーガンはアメリアが世界を破壊することをジェマやケイディ、そしてジェマの同僚たちに伝えるが、ケイディの進言により、ミーガンのボディを再建してアメリアの行動を止める行動に出る事となった。
アメリアはかつて開発されたAIのブラックボックスを探していた。
その情報をAIの規制法を作ろうと活動するクリスチアンが持っていたが、アメリアはクリスチアンの参加するAIロボットのパーティ会場に潜入する。
クリスチアンの危機を察したミーガン達はパーティ会場に潜入するが、混乱のさなかにケイディがアメリアに拐われてしまう。
ジェマはクリスチアンと共にシェルターに戻り、ブラックボックスを入手しようとミーガンを送り出す。
しかしアメリアをコントロールしていたのはクリスチアンであり、ジェマは捕らわれてしまう。
クリスチアンはアメリアを用いてAIの危機を訴えることを目的としていた。
ジェマにAIチップを埋め込むことで自我を奪い自身の仲間にしようとする。
しかしAIチップをミーガンがハッキングすることで、ジェマは脱出。
さらにマッスルスーツを着用したジェマは警備員達を駆逐する。
ケイディはジェマの同僚に助けられ脱出し、静置されていたアメリアを見つける。
アメリアにミーガンの初期情報を上書きして、ケイディ達の脱出を支援させようとするが警備員達に取り押さえられてしまう。
再起動したアメリアは本来のアメリアのデータで起動し、さらにコア部分をミーガン・データから入手し自我を確立させた。
アメリアはクリスチアンらを殺害、ブラックボックスに接触してより完成度の高い人口知性となるが、ミーガンの自滅を伴う電磁パルス攻撃で沈静化させられ、一連の騒動は終息する。
ジェマは改めてAIの開発と教育を訴えるようになる。
論文を書いてるPC上でAIによる文章校正が入り、そのやり取りをしている中でAIはミーガンとして話し始めた。
ミーガンはバックアップを残しており、再びジェマ達と関わっていくこととなる。









